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皆様言いたい事は多々あると思われます。
フュートです。



ま、まあまずは話し合いから始めましょうということでweb拍手返信から。

2月25日
>>おやおや?明日更新しなかったらとうとう一週間無更新デスヨ?フフフフフ

見事一週間無更新達成致しました!!(ごめんなさいごめんなさいごめんなさい――)

以上です。







と、いうわけで





一週間更新せずに申し訳ございませんでしたorz(素直に土下座)


いい訳にもならないいい訳なんですけど自分がやる気を出した時に限って友人からのお誘いが……(友情は大切、うん)

本当に申し訳ございませんでした><

これからはよりいっそう精進いたしますのでこれからもどうぞよろしくお願いします!



ではそろそろ前回予告していた『フュート2月14日の真実~その時何かが動いた』をお送り致します(タイトル違ぇ)

ではどうぞっ!



「なにか? 今日の5時から暇か? そうか暇か!! ならよし!」

 2月13日。PCをいじりながら適当に時を過ごしていた俺に突然届いたメールがそれだった。差出人は小学校、中学校を共に過ごした中々仲がよい方だと言えるくらいの友人からだった。

 時間的にはもうすぐ五時を迎えようとをしており今から遊びに行くのには少々遅い時間のように思えた。

 俺は冷静にメールを返した。

「暇と言ったって自分にもやることはあるから悪いけど…行くわ!!」

 一分と待たずに返信のメールが来たのでそれを開く。

「よし! なかなかいい反応だ!! というわけでもう一人の奴を連れて行くから待ってろよ!!」

 もう一人の奴とは一体誰だろうと思いながらもひたすら時が過ぎるまでPCをいじって待っていた。けれども一向に来る気配はない。一体どうしたのやら。少々不安になるも待機していろという連絡が来たのですることもなくさらに待つこと30分あまりしてやっと友人二人は我が家に到着した。

 自転車の鍵と財布を持って外に出たものの友人の姿はない。もしや俺の知らない間に隠れ身の術的な技能を習得したのではあるまいな?

 と妄想の世界にトリップしそうになった寸前に玄関前に止まっている不振な車に気がついて近づいてみるとなんとその車に友人二人は乗っていた。

 そうか。そういえばこの前から車の免許を取りに行ってたと言っていた記憶があったことを思い出した。なるほど車の免許を取ったから試運転に付き合えと、つまりはそういうことらしい。

友「ほら乗れよ」
 メールを送ってきた友人はうれしさのあまりかにこやかな笑みで後部座席へと俺を導いた。俺は促されるままに後部座席に乗り込みまずしたことと言えば。

フ「さすがにまだ俺は死にたくないぞ」

 純粋に自らの命の心配だった。まあまだ若葉マークをつけなければいけないほどに経験の浅いドライバーの車に乗り込むのだからそれは当然だろ?

幼「大丈夫大丈夫。私もけっこう乗せてもらってるから」

 俺の言葉に反応したのはいわゆる幼馴染と言えるくらいの奴だった。

 そいつとは保育園からの付き合いで俺の交友関係の中でも一番古い幼馴染だ。

 昔はけっこうな泣き虫でいじめられたりすることも頻繁にあってことあるごとに俺はそいつの慰め役というのに抜擢されたことがあったのを今でも覚えている。余談だがそいつが買っていた犬の子供の一匹を貰い受けたこともある。その親犬は死んでしまったけれどもあの時の子犬は今でも元気に俺の家でくーんくーんと甘えた声を出している。

 しかもなんの因果かは知らないけれども小学校、中学校ともにそいつとはクラスがすべて一緒だったので今でもたまにお互いの家に出入りしたりしている。いやはやこういうのは運命とでも言うのかね?

 それはともかく適当な雑談を交えながら車は発進して目的地まで進んでいった。

友「そういえばさぁ。今日はずっとハルヒのアニメ見てたわ」

 笑い顔で言う友人。もともとこいつはラノベなどには縁がなかったはずなのだが最近暇だということで「涼宮ハルヒの消失」を貸してやったらものの見事にハルヒにはまってしまったらしい。しかもこいつは幼馴染やほかの友人も認めるイケメンなので微妙にこういうのを持っていてもお笑いネタぐらいにできるのだろうなと微妙に嫉妬もしたもんだ。こいつの今後に期待したい。

幼「そういえばフュートも見せてくれたよね?」

 ああそんなこともあったような気がするな、といつぞよか幼馴染の奴がいきなり遊びに来た日のことを思い出した。

 これといってやることもなかったという簡単な理由でハルヒを見せてみたがそれが以外と好評だった。幼馴染の奴はどっちかというと何でも受け入れるようなタイプなのでそこまで好き嫌いはなさそうだけど。

フ「そうだな。案外おもしろかっただろ?」

 俺の言葉に二人は頷きそこからじばらくはハルヒ談義が車内に蔓延した。



 目的地にはついたもののこれといった目的もない俺達はまずはおもちゃやらゲームやらが少し置いてある三階から散策することにした。

 小学生の頃はただおもちゃが広がっているというだけで数時間も過ごせたものだが、あの頃楽しめた物なんていうものは今となっては大した価値の無い物に成り下がっているような気がしてほんの少し寂しい気持ちになった。

 とそこで友人が、いわゆるガチャポンを発見してどういうわけかそれをやるという流れになってしまった。しかし基本的にこういうものには金をかけないことをあの夜の思い出に誓った俺はやんわりと財布を守りぬいた。

幼「あっ、これはエヴァ初号機だ。やったぁー!」

 と年甲斐もなくはしゃぐ幼馴染。ある程度エヴァの知識は持っているらしくその喜びようはけっこうなものだった。……ちなみに俺はエヴァに関してはあんまりわかりません……。

 二時間程度いろいろと見回ったくらいで夕飯をどうするかと言う話題が出たものの、一分でマックに決定した。これが現代若者ってやつですよ。

 何気にここのバイトって自給いいんじゃね? と言ったような会話を適当にかわしながら車でマックで買ったハンバーガーとポテトに舌鼓をうつ。うーむファーストフード!!(意味はない)

 自分の分を食べ終わったところで喉がかわいてきたのだが生憎夕飯代節約精神によりドリンク代をけちった俺は飲み物がナッシング。ガッデム!!

 しかし持つべきものは友達。友人はレモンティーを頼み、幼馴染はジンジャエールを頼んでいたためそれをちょっとだけもらおうとその旨を伝えるとあっさりと友人はレモンティーを渡してくれた。

 おおありがたやスルツカヤ。

 中途半端なボケは脳内にしまっておいて三口ほど頂いたレモンティーを友人に返す。

 すると今度は幼馴染のほうからも、

幼「これも飲む?」

 といった心遣いをしてくれた。正直小学生の頃くらいはこうした回しのみによって発生する間接キスというものに異常に反応するくらいに純情だったので当時の自分なら確実に断っていただろう。しかしもうそんなことは気にせずに「サンキュー」と一言言ってジンジャエールを思う存分に飲み干した俺ももう高校生。

 久しぶりに飲んだジンジャエールはいつもよりも刺激が強かった。



 まあ当然ちょっと時間を潰しただけでそのまま解散となるほど俺達も幼くは無いのでそのままいつものパターンのように俺の家に三人で突入する。

 それからYouTubeでハルヒの「ライブアライブ」を見ながら、ハルヒがバニーガール姿でステージ上に出てきてキョンが驚いたシーンやいちご100%のOVAで主人公、真中が故あっていちごパンツを装着したシーンなどをエンドレスで再生していたため弟の視線が痛かったことが痛烈に記憶に残っている。

 そんなくだらなくも楽しく時間を過ごしていた俺達だがすでに時計は11時を回っている。全く、時計ももうちょっと気を使ってもう少しゆっくりと回転してくれればいいものを……。

 正確に時を刻んでいる時計にいちゃもんをつけながらそろそろ時間だという旨を二人に伝える。

友「そっかもうそろそろ俺帰るわ」

 まあそれが当たり前だろうな。大体こいつは自分で「誰かの家に泊まろうぜ!」とか言い出しておいて一番始めに帰るような奴だからな。でも……そんな友人も……好きだよ!!

幼「じゃあ私は止まって行くね」

 …………………………………………………………………………はい?

 一瞬思考がフリーズした。

 いやちょっと待て。確かにけっこう前に一度お前はとある友人と一緒に俺の家に泊まっていった覚えはあるがこのタイミングでお泊りですか?

フ「ちょっと待て。本当に泊まって行く気なのか?」

幼「本当だよ。だってちょっと前だって泊まっていったじゃん」

 ちょっと前って一体いつの話をしとるんだあんたは……。

幼「それにフュートだってけっこううちに泊まってるんだからいいよね?」

 確かに俺と幼馴染と友人を含め数名で幼馴染の家に泊まるというのは政治界での汚職事件並の頻度で起こっている重要イベントではあるのだが……。

 微妙な葛藤が頭の中によぎり天使と悪魔がぐるぐると頭の上を回りながら降臨した。ええーい邪魔くさい。

 というわけで気がつけば俺は……

フ「今夜は寝かさないぞコノヤロー」

 …………………OKしましたが何か?

 よしよしとうれしそうな幼馴染を尻目に、友人からの「お幸せに」という一言が忘れられませんでした。



 かといって何か変わるわけでもなくいつも通りの淡々としたテンションで適当に二人でPCを弄繰り回していた。時折下ネタを交えた会話をしながらテンションを上げつつそれなりに楽しく時を過ごす。

 ふと気がつくと時計がもう12時を回っているではありませんか。すなわちもう昨日は今日じゃない!!(意味不明)

 今日という日が昨日に変わり明日だった日が今日へと変貌を遂げた。

 携帯を取り出して今日の日付を確認した。

 2月14日。まあ世間一般でいうアレな日だ。

 俺にとって2月14日という日は普段の平日はなんら変わりなく楽しみでもないしかといって邪険にするわけでもないなんでもない日なのだ……ほ、本当だよ?

 それでも何気なく口に出してしまったのは夜遅くまで起きているテンションによるものだと信じたい。

フ「そういや今日って確か」

幼「うん」

フ「サン・バレンティーノ司祭が処刑された日だな」

幼「……そうなんだ」

 そのバレンティーノが生きていた時のローマでは「愛する家族がいるから若者が戦争に出たくないんだ」という皇帝の思い込みにより兵士達は結婚できませんでした。というか結婚してようがしてまいが戦争に行きたいという輩はそんなにいないだろうと歴史を超えたつっこみを入れたい。

 ところがどっこい、そんな愛する若者達が結婚することを禁止されてしまったことを不憫に思ったバレンティーノ司祭はこっそりと兵士達を結婚させてあげていたけれど残酷な事にそのことがばれて2月14日に処刑されてしまったのです。

 つまりバレンタインデーの由来というのは愛の守護神と呼ばれていたバレンティーノ司祭の命日以外のなにものでないのであり日本で行なわれている女性からの男性へのチョコレートなどという甘く茶色い物体を渡すようなものではないのです!!

 そもそも日本にバレンタインデーなんていう習慣ができたのはとある東京のお菓子屋さんの戦略によるものでそんなものに乗せられた日本国民をほんの少し憐れに思ったりもするくらいさ。

 余談だが、甘党であるフュートがバレンタインデーなどという不届きな行事が終わるまで一週間あまりチョコを一つも口にしていないのはそういった反骨精神からである。本当にどうでもいいことだけど。

 といったようなことを力説してみたところ。

幼「フュートらしいね…」

 とまあ淡白に返された。これは誉められているのか舐められているのか判断に困るがこんなのはいつものことなので軽くスルーしておくのが俺のジャスティスである。

 なんだかんだと言ってる内に時計は三時を回り自分達以外の家族はみんな布団の中で健やかに夢を見ているであろう時間帯になっても俺達はまだ起きていた。

 なぜかというと幼馴染が何をトチ狂ったのか高校の友人と先に寝たら負けゲームをしているのでそれに協力するためにわざわざ俺のほうもちょっと眠い中頬をつねり耐えているのだ。ちなみに俺もけっこう前にとある友人とやっていたのだが4時ごろになって何故かおきてきた親に寝ろと命じられて強制的な敗戦を喫したのであった。ちくしょう!!

 まあ過去のほろ苦い思い出は忘れて前を向いて歩いている引きこもりな俺(前向きか?)はせっかくなので幼馴染を勝たそうといろいろと眠くならないよう駆使したのだ。

 しかしいかんせん眠気も総力をあげて潰しにかかってきているのでそろそろ白旗を揚げそうになってしまって困る。

 ところが均衡は突然崩れだした。4時を通過したあたりから幼馴染の携帯にひっきりなしにメールを返信していたはずのその友人から返事がこなくなったのだ。

フ「返信こないな」

幼「こないね。これは勝ったかな?」

フ「多分勝ちじゃないか? まあ一応あと十分くらいは待ってこなかったら寝ようぜ」

幼「うん」

 かくして十分の時などこの長い時間に比べたらあっさりと過ぎ去ってしまうものであり――

幼「勝った!」

 うれしそうな顔で両手を突き上げてはいるが眠気に苛まれているのかイマイチ元気がない。

フ「おめでとう。でも俺からは何もでないぞ」

幼「期待してないよ。ということで寝ようか」

フ「おう」

 眠い眼をこすりながら居間に敷き詰めた布団の中に入る俺と幼馴染。ちなみに俺は何故か普段寝る時は居間を活用している。あと誤解のないように言っておくが同じ布団に入っているわけではないのであしからず。……まあ隣どおしではあるのだけれども。

 電気を落とすと部屋も一瞬で暗闇に支配される。何回かお泊りを経験しているとはいえ隣どおしに布団をひいて眠るのは保育園以来のような気がしてなんだか変な感じだった。

 五分ほど布団にもぐりこんで入るがなかなか眠れない。最近は寝つきが悪いのだ。

幼「起きてる?」

フ「寝てる」

幼「寝てたら返事はできないでしょ」

フ「よくぞ見破った」

幼「なんだかテンション高いね」

フ「俺はテンションが下がったら死んでしまうんだ」

幼「そうなんだ」

 お互いが布団にくるまりながらの二人きりの会話なんて初めてのことでどうにも勝手がわからない。とはいえいつものテンションで好きなようにしゃべれているのはやっぱり相手がコイツだからなんだろうなと思う。うん何を言ってるのか自分でもよくわからない!?

フ「なんていうかさ……とりあえず寝ようぜ」

幼「そうだね。おやすみ」

フ「おやすみ」

 おやすみ。そんな簡単な挨拶をすませただけで寝つきの悪さなんてふっとんでしまったようにぐっすりと眠ることができた。まあ単純に疲れていただけなのだろうけどさ。

 徐々に意識を蝕んでいくまどろみの中、幼馴染の笑顔にちょっとだけ安心したような気持ちで眠ることができた。

















後半へ続く――(キートン山田風に)













………
















OK、言いたいことはわかってる(両手で何かを制しながら)



本来なら一気にここに載せて終わらそうと思ったのですが予定よりも長くなりすぎてしまったため後半は次回更新します。(予定外の焦らし)

本当にすいません! そのかわり次の更新は出来るだけはやめにしますのでどうかご勘弁くださいませ!!(今度こそ本気)







あ!?(とここで唐突に思い出す)







…………明日久しぶりに学校にいかなくちゃ;;(卒業式前日のため)




うわぁー学校いきたくねぇー!?(ビバ引きこもり)



まあもうすぐ会えなくなる友達とかもいるから存分に明日は話そうと考えつつ。今日はこのくらいでノシ^
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コメント
無題
なんて羨ましいシチュエーションを・・・

あれだよね、女の幼馴染がいない時点で負け組みだよね。。。orz

とりあえず、後半をwktkしてまってます><
【2007/02/28 13:06】 NAME[ハクロン] WEBLINK[] EDIT[]


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